中国人民銀行元総裁:暗号通貨やブロックチェーン技術について検討できるが、重要なのはユーザーの感覚に適応することだ

BlockBeatsのメッセージ。3月27日、中国人民銀行の元総裁である周小川氏が昨日、ボアオ・アジア・フォーラム2026年次総会に出席した際、「良い決済システムとは、単一の技術や特定の性能指標での単独首位を意味するものではない。即時決済(instant payment)も必ずしも良いわけではない。最も重要なのは『適応』だ」と述べた。さらに、監督当局はマネーロンダリング対策を強化し、麻薬取引、越境ギャンブル、電信詐欺などを防ぐべきだと指摘した。フォーラムの年次総会では、いくつかの中央銀行総裁が、現在の決済システムにはデジタル通貨が使われているものの、詐欺側もデジタル通貨を用いており、「かなり使いこなしている」と言及した。周小川氏は、反詐欺能力はなお継続的に高める必要があるとの見方を示した。

規制の適応に関する話題に触れた際、周小川氏は再びステーブルコインに言及した。同氏によれば、現在の電信詐欺の被害金は入金直後に、数百から数千の口座へとすぐに分割されており、コンプライアンス(法令順守)上の検査を回避できてしまうという。これは、事後的に損失を取り戻すのが比較的難しいことを意味する。「ステーブルコインは根本的にコンプライアンス審査を迂回してしまう。みんなは自分でよく考える必要があり、流行に乗ってはならない。」周小川氏はまた、暗号資産やブロックチェーン技術は検討の余地がある一方で、「ポイント・ツー・ポイント」「分散化」がすべて積極的だというわけではなく、また、従来のバックエンドシステムで代理行やSWIFTのメッセージを使うことが「遅れている」ことに直結すると軽率に考えることもできない、と強調した。重要なのは、ユーザーの体感に適応することだ。(財新網)

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