ゲートニュース メッセージ、3 月 31 日、Google の量子 AI チームがホワイトペーパーを発表し、将来の暗号学関連量子計算機(CRQC)によって、現在広く暗号通貨の暗号化に用いられている楕円曲線暗号(ECC)を解読するのに必要な量子リソースは、これまでの予想よりも低いと指摘した。ホワイトペーパーによると、研究チームは 256 ビット楕円曲線離散対数問題(ECDLP-256)に対する量子回路を 2 つコンパイルした。方式 1 は 1200 未満の論理量子ビットと 9000 万個の Toffoli ゲートを使用し、方式 2 は 1450 未満の論理量子ビットと 7000 万個の Toffoli ゲートを使用する。試算では、これらの回路は物理量子ビット数が 50 万未満の超伝導量子コンピューター上で数分以内に演算を完了でき、必要となる物理量子ビット数は、従来必要だったものから約 20 分の 1 に減少する。Google はこれまでに 2029 年の移行スケジュールを公表しており、暗号通貨コミュニティに対し、この期限までにブロックチェーンを耐量子暗号(PQC)へ移行することを提案するとともに、脆弱性が存在するウォレットアドレスを公開したり、繰り返し再利用したりしないよう呼びかけている。