ゲートニュース、3月31日。連邦準備制度理事会(FRB)の施密德は4月1日に行う講演で、エネルギー価格の上昇が通胀に与える影響は一時的なものにとどまるだけだと考えるべきではないと警告した。施密德は、イラン戦争が原油価格を急騰させる前であっても、インフレ率はすでに約3%に近づいていたこと、またFRBが2%のインフレ目標を達成する道筋は停滞していると述べた。施密德は「私は、インフレ予想が直面するリスクを軽視してはならないと思う」と語った。さらに、長期・中期のインフレ予想を測る大半の指標がずっと安定しているとしても、それがあまり慰めにはならない。「今の私たちの課題は、こうした予想に裏付けを与えるために、それに応じた政策行動を取ることだ」。施密德は具体的な政策措置については明言しなかったが、昨年はFRBが利下げを行う決定に対し2度反対していた。先週、金融市場は投資家が、原油価格の上昇が今年後半の利上げを施密德率いるFRBに迫り、インフレを抑え込む可能性が高まっていると考え始めていることを示した。しかし今週は、市場の見方が、施密德率いるFRBは金利を据え置くことになるという方向に変わっている。