AiCoin 日报（12月09日）

1、トランプ氏が2025年最も影響力のある人物に選出、暗号資産の勢力図を再構築

米国大統領トランプ氏が2025年最も影響力のある人物に選ばれ、今年の暗号資産の政治情勢に最大の影響を与えた。トランプ政権は懐疑的立場から公然と支持に転じ、デジタル資産を米国経済戦略の中心に押し上げた。この変化により、規制強化の動き、機関投資家の信頼、米国における暗号資産の将来の役割を巡る議論が生まれている。

2、ブラックロックがCoinbaseに7830万ドル相当のイーサリアムを移動

ブラックロックはCoinbase Primeに24,791ETH（約7830万ドル相当）を移動した。

3、金が史上最高値を更新、1オンス2800ドルを突破

ジェフリーズのアナリストは2026年展望レポートで、米ドルが世界の外貨準備での支配的地位が徐々に弱まる可能性があると指摘。その一因はトランプ米大統領の貿易相手国への関税政策にあるという。レポートによると、最近の貿易戦争は基軸通貨としての米ドルの地位を損なっており、短期的には中核的な役割を維持するが、緩やかで持続的な「脱ドル化」の流れが生じる可能性がある。地政学的・貿易摩擦が激化する中、各国中銀や投資家はドル集中のリスクを疑問視し、他資産への分散を模索する動きが強まるとみられる。ジェフリーズは、この脱ドル化の過程で金が主要な恩恵を受けると予想している。

4、ドイツ銀行、FRBが25bp利下げと一時停止シグナルを予想

ドイツ銀行のアナリストレポートによると、FRBは水曜日に2025年の3回目かつ最後となる25ベーシスポイントの利下げを発表する可能性があり、この金利決定は全会一致とはならない見通し。パウエル議長は2026年初頭の追加利下げには高いハードルがあることを強調し、短期的な利下げ停止のシグナルを示すと予想される。

5、ビットコインETFに3.52億ドル流入、XRPファンドも引き続き好調

ビットコインETFは3.52億ドルの資金流入で反発基調を維持、XRPファンドも熱を保っている。

6、パキスタン閣僚、ビットコインを国家準備に組み入れるよう提案

パキスタンの閣僚は、パキスタンはビットコインを国家準備資産として購入すべきだと述べた。

7、UAE当局者「ビットコインは金融の未来の柱」、準備資産として購入中

アラブ首長国連邦の政府当局者は、ビットコインは金融の未来の重要な柱であり、同国が準備資産としてビットコインを購入していると発言した。

8、ブラックロックがイーサリアムステーキングETF目論見書を提出、暗号資産商品を拡充

ブラックロックは米SECに対し「iShares Staked Ethereum Trust ETF」の正式な目論見書（Form S-1）を提出した。これは同社4本目の暗号資産関連ETFとなる。ブラックロックはこれまでに現物ビットコイン、現物イーサリアム、「ビットコイン収益型」ETFも申請している。

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