財産は決して一夜にして生まれるものではなく、あなたがその「正しいタイミング」を待てるかどうかにかかっています。

私は暗号資産の道で約500万円稼ぎました。今では好きなところに行けて、ホテルの予約も値段を気にせず決められます。振り返ってみると、この数年間で結局通用する道は2つだけだと気づきました。今日はそれについて話します。

**第一の道：三段跳び**

簡単に言えば、目標を分解すること――「小さな資金を大きくする」ことを3つのステップに分けて登るのです。仮に手元に1万円があるとしたら、3回のチャンスを探して、その都度10倍に増やすことを目指します。

まず1万円を10万円に、次に10万円を100万円に、最後に100万円を1,000万円にする。無理に聞こえるかもしれませんが、不可能を3つの「可能」に分解するだけです。大事なのは、各ステージで欲張らず、今の資金規模に合ったターゲットを探し、有効なやり方を繰り返すことです。今やるべきことは、この3回の「10倍」チャンスを見逃さないことです。

**第二の道：スノーボール（雪だるま式）**

元手が数万円しかない場合、100万円規模を目指すなら、複利の力を活かしたロールアップが最も堅実な方法です。しかし、このやり方にはいくつかの落とし穴があります。

まずは「我慢強さ」が第一関門です。複利の力は驚くほど大きく、数回うまくやれば1,000万円、さらにその上も目指せます。だから焦らず、確実性の高いチャンスが来るのを待ちましょう。

タイミングの見極め方は？暴落後に横ばいで底を固め、そこから急上昇し始める銘柄に注目することです。このリバーサルポイントはトレンドが非常に強く、早めに乗るのに適しています。必ず順張りだけ行い、市場に逆らわないことを忘れずに。

**リスクは本当にそんなに怖いのか？**

「ロールアップ」と聞くだけで怖がる人も多いですが、正直言ってポジション管理を理解していれば、むやみに先物をやるよりずっと安全です。

例を挙げます。5万円の利益をスタート資金にし、ビットコインが1万ドルの時に参入します。10倍レバレッジですが分離マージン（逐次倉）を使い、資金の10%（つまり5,000円）だけを証拠金にする。実質レバレッジは1倍です。損切りラインを2%に設定すれば、仮に損切りにあっても1,000円の損失、全体の2%しか減りません。万が一ブラックスワン（想定外の急落）が来ても、最悪でも証拠金分だけの損失で済み、元本にはほとんど影響ありません。

大損して全財産を失うケースは？結局のところ、ポジション管理ができていないか、そもそも損切りをしていないからです。ルールを守れば「盾」になり、守らなければ「落とし穴」になります。

市場はまだここにあり、チャンスもこれからまた訪れます。慌ててall inせず、まずは道筋を見極め、一歩ずつ着実に進みましょう。