加密の世界ではプロジェクトが星の数ほどあるが、本当に使えるものは一体いくつあるのだろうか？ホワイトペーパーがどれだけ華麗に書かれていても、それ自体は大したことではなく、プロダクトが使いやすいことこそが本当の価値だ。この疑問を胸に、私はInjectiveエコシステムに実際の資金を投入し、1ヶ月間かけてHelix、Mito、DojoSwap、Hydro Protocolといった主要アプリを順番に体験してみた。

クロスチェーントランザクションから始まり、現物取引、さらにはデリバティブ取引、そして自動資産運用ツールまで試してみた。今日は、このパブリックチェーンのユーザー体験が本当にどうなのかについて話そうと思う。

まずはHelixから。これはエコシステム全体の中心的存在だ。初めてインターフェースを開いたとき、思わず驚いた——どこかで見たことがある気がするぞ？K線チャート、板情報、リアルタイムの取引履歴、さらに多彩な注文タイプまで、まるで某大手取引所のウェブ版そっくりだ。

この「中央集権型取引所っぽい」デザインこそ、Injectiveが狙っている効果だ。主流のDEXのような極めてシンプルなスワップ画面とは異なり、Helixはプロトレーダー向けの機能をすべて網羅している。

実際に使ってみて最初の関門：入金。クロスチェーン操作は初心者の最大のハードルになりがちだが、Helix内蔵のクロスチェーンゲートウェイは意外にもスムーズだった。私は試しに