さっきニュースを見かけて、一瞬で目が覚めた——ICO時代から生き残っているイーサリアムの超古参クジラ、25万枚以上のETHを握っているあの人が、最近頻繁に動いている。1週間で取引所に23,000枚を送金、さらに3,000枚を売る準備もしているらしい。仕入れコストは？0.31ドル。今回の動きで、控えめに見積もっても約7,000万ドルを手にした計算だ。

聞いてて気持ちいい？でも水を差させてもらう。

こういうニュース、昔からいる人なら誰でも心拍数が上がる。なぜか？大口が一斉に売りに動くと、市場の供給が一気に増えて価格が安定するはずがない。彼らは超低コストで仕入れて、高値で売り抜け、市場心理を刈り取るつもり。多くの人はこういうニュースを見ると「クジラが逃げてる、自分も全部売った方がいい？」と考えるだろう——おめでとう、それが狙い通り。個人投資家がパニックに陥ると、連鎖的な売りが続いて価格が暴落し、最後に損をするのはいつも反応が遅い一般プレイヤーだ。

だから自分の意見ははっきりしている：感情に流されるな。ETHを持っている人は、まず様子見を。数日間チェーン上のデータを注視し、本当に大規模な資金流出が起きているのかを確認してから判断しても遅くない。

今後について？短期的にはあまり楽観視できないのは事実。クジラの売りは明確なメッセージ——大口資金が一旦高値圏と見て利確に動いている。ETH価格はしばらく下落・横ばいのトレンドに入りやすく、それは市場の需給バランスから見ても当然の反応だ。

ただ、長期で見ればイーサリアムのファンダメンタルズは崩れていない。エコシステムは拡大を続け、技術も着実に進化している。短期的な調整は、ある意味で再度参入するチャンスになるかもしれない。でも、焦って底値買いを狙うのは——