この2日間、ビットコインは本当に動きが止まっていると言っていい。何の変化もなく、ただ見つめ続けて血が固まるかと思った。



上昇した後はこのレンジ相場に入り、1日中揉み合い、方向感が全く見えない状態。レンジ内で行ったり来たりしながら、結局同じ位置を行きつ戻りつしている。

重要なポイントはこの数箇所だけ:中軸線91354を割らなければ、この位置の上で動き続ける限り、下限の89374までのリトレースは心配しなくていい。一度中軸線を割ったら、89374の位置はもう一度テストされることになる。

92743の位置にはすでに4回挑戦しているが、成功していない。あと2回突破できなければ、調整に入るのは避けられない。要するに、92743の壁を越えられなければ、上昇トレンドは続かない。92743を突破して初めて94543付近の過去高値を狙える可能性が出てくる。今の局面は、92743から91354のレンジ内で反復しながら動いており、これは比較的理想的な動きとも言える。

操作の方針は次の通り:ビットコインが出来高を伴って92574の右側を突破したら、ロングを追いかけても良い;一方、92065で出来高を伴って下抜け、その後反発して戻せない場合はショートを追いかける。どちらにしても、損切りはしっかり設定すること。

1時間足を見ると、やはり92743のポイントが重要。ここをしっかり支えれば、上昇余地は93600から94543まで広がる。これは完全な上昇局面だ。ただし、92743の壁を突破できなければ、上昇は期待できない。

4時間足では、92049が分水嶺となる。これを下回ると、下側には91462と90289を見る必要がある。92049を守れなければ、調整局面に入る可能性が高い。

次に、移動平均線の状況も確認しよう。ここ数日、ビットコインはEMA20とEMA50の間を行き来している。上に行けばまた下に下がり、下に行けばまた上に反発している。深夜にEMA20とEMA50を突破した後、再びサポートをテストしたが、EMA20のサポートは有効だったものの、その後は上昇が続かず、逆に十字星のローソク足が連続して出ている。これはあまり良い兆候とは言えない。

4時間足でEMA200の上にまだ乗っていなければ、下落リスクは完全に払拭されていない。今の厄介な状況は、ビットコインがEMA20とEMA50の間に挟まれている状態で、これが上にも下にも抜け出せる可能性があることだ。上に抜ければさらに上昇する可能性があるが、下に抜ければ一気に冷え込むリスクもある。このような時は、焦って取引をするのは避けた方が良い。最も安全なのは、明確な方向感が出てからエントリーすることだ。リスクを抑えるためには、出来高の動きも要チェックだ。
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