市場で流布している「インターネットバブル、2008年の金融危機による金銀の暴騰」という説は成立しない。



00-02年のインターネットバブル崩壊と911事件の重なりにより、金銀の動きに顕著な変動は見られなかった。

08年の金融危機期間中、金銀はむしろ下落した。金銀が本格的に大幅に上昇したのは2010-2011年であり、その主な要因は欧州債務危機の発生、ゼロ金利政策と第1回大規模な量的緩和政策の実施、そして白銀の逼迫相場であった。大きな物語の成立には、厳密なデータと論理的な裏付けが必要である。
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