Google「Crypto」の世界的な検索量は、昨年8月のピーク100から急落し、30にまで低下し、年間最低記録の24まであと一歩となっており、市場の投資家の信頼感が急速に縮小していることを反映しています。恐怖と貪欲の指数は過去最低の5ポイントを記録し、市場の悲観度は2022年のTerra崩壊時期に匹敵します。
(前回の要約:Googleでの「暗号通貨」検索熱度が底を打ち、白銀が新たな避難先に)
(背景補足:市場の感情が財布の厚さを決める?恐怖と貪欲の指数の底打ち&天井抜け分析)
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暗号通貨市場の継続的な弱含みとともに、Google Trendsのデータは注目すべき傾向を示しています。世界中のユーザーが「Crypto」という言葉の検索興味を急速に失いつつあり、年間最低記録にあと一歩の距離です。Google Trendsのデータによると、「Crypto」の世界的検索量指数は現在30で、2025年8月のピーク100から約7割縮小しています。
アメリカ市場に焦点を当てると、状況は楽観できません。アメリカ地域の「Crypto」検索量は昨年7月にピークの100を記録しましたが、今年1月以降は急落し、37を下回っています。2月初めには56にわずかに回復しましたが、2025年4月の市場大暴落時に記録した年間最低の32には届いておらず、依然として低迷しています。
検索量の低迷には理由があります。暗号通貨市場の時価総額は、過去最高の4.2兆ドル超から約2.4兆ドルに縮小し、1.8兆ドル近く消失しています。
取引高も同様に大きく縮小し、1月14日のピーク1,530億ドルから現在の875億ドルへと減少し、4割以上の下落を示しています。市場参加意欲は引き続き低下しています。
最も注目すべきは、暗号通貨の恐怖と貪欲の指数(Fear & Greed Index)が先週木曜日に史上最低の5を記録し、日曜日にはわずかに8に回復したものの、いずれも「極度の恐怖」ゾーンに入り、市場参加者の悲観的な感情がかつてないレベルに達していることです。
オンチェーンデータ分析プラットフォームのSantimentもこの現象を裏付けており、「ネガティブコメントの数が昨年12月1日以降の最高水準に達した」と指摘しています。市場に蔓延するパニックの雰囲気は、2022年のTerra-LUNAエコシステム崩壊時期に匹敵します。
注目すべきは、現在の投資家の恐慌的な感情が、2022年のTerraエコシステム崩壊後の市場の雰囲気と非常に似ていることです。当時のTerra事件は連鎖的な清算の嵐を引き起こし、暗号市場全体を深刻な弱気相場に追い込みました。
しかし、恐怖と貪欲の指数の極端な値は、過去にも逆の指標として役割を果たしてきました。個人投資家が大量に離脱し、検索熱度が底を打つときは、しばしば市場の反転の兆しともなります。投資家にとって重要な問題は、今回の極度の恐慌がさらなる下落の前兆なのか、それとも底打ち反発の序章なのかという点です。