2025年、中国は103682億キロワット時の電力を消費した。


10万億度電はどんな概念だろうか?こう言えばわかりやすい。EU27か国にロシア、日本、インドを合わせた国々の年間電力消費量よりも多い。アメリカは電力大国と言えるが、その数の2倍以上だ。
以前はこの天文学的な数字は生活から遠いと感じていたが、よく考えると、この事の最もハードコアな部分は量の多さではなく、誰がこれらの電力を使っているかだ。
過去数十年、電力消費量の急増を見ると、最初に思い浮かべるのは工場の機械の轟音と火花散る光景だった。確かに、第二次産業は今も大部分を占めており、60%以上を占めているが、その増加分を見る必要がある。
今年の工業用電力は依然として増加しているが、その勢いは落ち着いてきている。一方、第三次産業と一般家庭の電力消費が合計で半分の増加をもたらしている。
これは経済の「背骨」が変わりつつあることを示している。
特に第三次産業の中で、充換電サービス業の電力消費増加率は驚くほど速く、ほぼ50%に達している。今や街中には充電スタンドが「電を飲んで」いる状態だ。新エネルギー車の普及により、電力消費の構造が直接書き換えられている。
もう一つのデータとして、情報技術サービス業の電力増加率も二桁に入っている。
今や皆が人工知能や大規模モデルを推進しているが、これらは一見ハイテクに見えるが、実はすべて「電老虎」だ。データセンターのサーバーは、鋼鉄炉よりも電力を消費する。これらの10万億度電の中には、多くが見えないデータの流れによって消費されている。
将来的に、安定かつ安価な電力を握る者がAI競争で優位に立つ。だからこそ、西部のゴビ砂漠には太陽光パネルが海のように敷き詰められているのだ。これは計算能力のコストを下げるためだ。
これに伴い、もう一つの問題が浮上する。発電は容易だが、送電は難しい。
風力発電や太陽光発電は「気まぐれ」なもので、天気次第だ。以前は石炭を燃やして必要なだけ発電していたが、今は天候に依存している。
この10万億度電を受け止めるために、国家は蓄電と電力網の調整において、発電以上に努力している。超高圧送電技術により、西北の風と太陽光を瞬時に東部のビル街に送ることができる。この技術の難易度は、実は数基の原子力発電所を建てるよりも高い。
このシステムを操れるのは、今のところ中国だけだ。他に類を見ない。
農業は総電力消費量は少ないが、増加速度は速い。今や農作業は力仕事に頼らず、温度制御や自動灌漑などすべて電気制御になっている。これは農業を「露天工場」に変える大きな潮流だ。
結局のところ、この10万億度電は、単なる数字の美しさだけでなく、経済発展のモデルや生活様式が根本的に変わることを意味している。
10万億は他国にとって夢の数字だが、中国にとっては始まりに過ぎない。
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GateUser-a8a8c1a2vip
· 8時間前
天冀ポイント動物園
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