投資プロジェクトの評価方法について考えていると、収益性指数(Profitability Index)がよく話題に上ります。これは表面上はシンプルに見える指標ですが、実際に掘り下げてみるとかなりニュアンスが出てきます。
基本的に、収益性指数は将来のキャッシュフローの現在価値と初期投資額を比較したものです。計算式は非常に簡単で、将来キャッシュフローのPVを初期投資額で割るだけです。結果が1を超えれば、そのプロジェクトは期待収益を上回っていることになり、グリーンライトです。1未満なら警告サインです。
例を挙げてみましょう。例えば、$10,000の初期投資で、5年間にわたり毎年$3,000の収入を生むプロジェクトを考えます。割引率を10%とした場合、各年のキャッシュインフローの現在価値を個別に計算します。1年目は$2,727.27、2年目は$2,479.34、最終年の5年目は$1,861.11となります。これらを合計すると約$11,370の総現在価値となり、それを$10,000で割ると収益性指数は約1.136になります。つまり、このプロジェクトは収益性が高いと判断できます。
収益性指数の便利な点は、複数のプロジェクトを比較し、資金が限られている場合に効率性で順位付けできることです。要は、「どのプロジェクトが最もコストパフォーマンスが良いか?」を判断するのに役立ちます。資金が限られているとき
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